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運動してストレス発散は本当なの?

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こんにちは!菊地若奈です。

 

運動でストレス発散しようとしたら…

 

ストレス解消に適度な運動を、というのはよく言われることですね。

仕事帰りにスポーツジムに通うという方も増えています。

 

確かに、身体を動かすとそれまで鬱々としていた気持ちがパッと晴れるような感じがします。

 

私はサラリーマン時代、転勤して間もないころ

新しい環境に慣れず精神的にとても疲れていたことがあります。

 

休みの日も新しい土地での生活で右も左も分からず

いっぱいいっぱいになっていました。

 

そこで私は

「そうだ!学生時代にやっていた剣道でもやって気分転換をしよう!」と考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

実家から防具を送ってもらい、さっそく近くにあった道場に入会しました。

 

小学生が多く通う道場で

大人は子どもたちに教えてあげたり練習台になったりします。

 

「身体を動かせば気分が変わるだろうから

明るい気持ちで仕事に行けるようになったらいいな」と思っていました。

 

休みの日は剣道をやって一週間の疲れをリセットするサラリーマンなんて

「カッコイイ!」と思っていました。

 

ところが稽古に2回参加しただけで、その後は行けなくなりました。

たった2回しか続きませんでした…

 

剣道をした直後はとても気分が爽快になるのですが

その後の疲労が激しいのです。

 

結局道場はそれっきり、顔を出さなくなりました。

 

運動は自律神経を酷使する

 

運動するときは激しく体を動かしますので、心拍や呼吸、体温を急激に変動させます。

その変動を行うのが自律神経です。

 

運動は自律神経に大きな負荷をかけることになります。

 

この自律神経をコントロールしているのは脳です。

 

仕事や人間関係などでストレスが溜まっている人は脳が疲労しています。

ですから、運動によって脳を酷使するのではなく

いち早く休めることが大切です。

 

運動をしてさらに脳を疲労させている場合ではないのです。

 

運動による爽快感の正体

 

運動すると脳内麻薬と言われる

エンドルフィンやカンナビノイドという物質が分泌されます。

 

長距離を走っているときに、

ある時点で苦しくなくなり高揚感が出てくる現象である

「ランナーズハイ」という現象がありますが

この現象を引き起こしているのが、脳内麻薬です。

 

運動によって爽快感を感じるのは、この脳内麻薬が分泌されるためです。

 

脳内麻薬は苦痛から守るために分泌されるのですが

疲れたという感覚を隠してしまうので

一時的に疲れた感じがリセットされたようになります。

疲労のマスキングといいます。

 

脳疲労は隠されて、蓄積していくのです。

 

それによって、余計に感情が不安定になったり

考えがまとまらなくなって生産性が下がったり

意欲が低下するような悪い状態になっていきます。

 

剣道をたった2回でやめてしまった言い訳ではありません(笑)

あのときもう少し根性で剣道を続けていれば

事態はより深刻になっていた可能性があります。

 

脳が疲労している人は、運動ではなく休息をとることが大切です。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 


 

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