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家事を手伝わない夫へのイライラスイッチを切り替える方法

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ある日の夜、私が仕事で遅くなって帰宅すると

泥んこのユニフォームがバケツに浸けたまま置いてありました。

夫はテレビを観てくつろいでいます。

以前の私なら、テレビを観ているだけの夫に対して、イライラスイッチが入っていたことでしょう。

「テレビを観る暇があるなら、このくらいのこと、やっておいて欲しいな(怒)」

その時もそのスイッチが一瞬入りかけたのですが、すぐに切り替えました。


こんにちは!菊地若奈です。


私だって疲れているのに…

 

よく「夫が家事を手伝わない」とストレスを溜めている方がいらっしゃいます。

共働きなのだから、私だって仕事で疲れているのに…

 

うんうん、そうですよね。その気持ち、よーくわかります。

「仕事も家事も全部私がやっている。

あなたは仕事さえしていればいいのだから、楽なものよね」

 

心の中でそう思っても、イライラした気持ちでそれを伝えると

ケンカになるのは目に見えています。

だから言いたいことをグッと我慢してしまう。

そんなことが続くと、ストレスが溜まりますよね。

 

でもイライラを溜めると良いことはありません。

子どもにそのイライラをぶつけてしまったり、仕事に対する集中力が落ちてしまったりします。

何より、イライラしている時間がもったいない!

笑顔で過ごしたいですよね。

 

大切な心の栄養

 

そんなときはそのイライラする気持ちをそっと見つめてみてください。

イライラの理由をよーく見てみると…

「私のことを分かってほしい」

という気持ちにたどり着くのが分かります。

 

私だって、疲れている。

でも頑張って家事と仕事と育児を頑張っている。

私のこと、分かって欲しいのに…!

そのような心の叫びが聞こえてきます。

 

この「自分のことを分かってほしい」という気持ちは、実は本能の欲求から来ています。

「集団欲」という、安心と保護を求める欲求で、心理学的にとても大事に扱われる欲求です。

食欲や性欲などの本能の欲求とは違って意識されにくいのですが

「認められたい」という気持ちになって出てきます。

 

この集団欲は、心の健康と成長に必要不可欠な栄養です。

ですから、「分かってほしいのに、分かってもらえない」という欲求不満は

とても大きなストレスになりますし、心が病んでいく原因になります。

 

認めてほしいなら、まずは相手を認めることから

 

人を変えることはまず無理です。

変えようとすると、かえって苦しみが増します。

変えられるのは、自分だけです。

 

人に認めてほしいなら、まずは自分から人を認めることが大切です。

 

相手には相手の事情があります。

自分には分からない苦労もあるでしょう。

自分とどちらが大変なのかと比べるのではなく、相手のありのままを認めてあげることが大切です。

 

相手に対して関心を持ち、注意を払う。

その姿勢が、相手を認める言葉となります。

 

「今日は仕事忙しかった?」

「お昼ごはんは何を食べたの?」

「昨夜は寝るのが遅かったみたいね」

「いつもありがとう」

 

自分のことを分かってほしいと思ったら、まずは相手を分かろうとすることが先です。

その愛情が、きっと二人の関係を今までとは違った関係を創っていきます。

 

そしてもう一つ、大切なことがあります。

相手にかけた言葉を、一番最初に聴くのは自分です。

 

脳は主語認識が出来ないと言われています。

 

相手を認める言葉は、自分を認める言葉となります。

それは、ゆったりと集団欲を満たして行きます。

 

大きな視点から今の自分を眺める

 

イライラのスイッチが入りそうになった時

私は「俯瞰する」という心の作業をします。

 

人生という長いスパンの中の、今の自分を眺めてみるのです。

 

息子が汚した泥んこのユニフォームを洗うことは、実はとっても幸せなことです。

息子が元気に好きな野球をやって

夫も家庭でくつろいでいる。

 

私はこのユニフォームを、あと何回洗えるだろう?

子どもたちが大きくなって巣立てば、こんな時間はなくなります。

その時まで、あと何年あるだろう?

 

いずれは子どもたちは家を出ていきます。

その後はこの家で夫とふたりで静かに老後を送るでしょう。

きっと、今のように忙しく動く体力もなくなるだろうし

この家に家族みんなの笑い声が響き渡る日常はなくなる。

 

今という大切なこの時間は、二度とやってこない。

 

先日はそう気持ちを切り替えたとたんに疲れも吹っ飛んで

一生懸命にユニフォームの泥を落とすことが幸せでたまらなくなりました。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 


 

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