一服は休憩ではなく、〇〇の時間

やることがてんこ盛りにあって、すごく忙しい。
ひとつの仕事に集中することもできず、ドタバタしながら時間が過ぎるばかり。
かと言って効率的に処理出来ず、無駄な動きも多くて気が焦る。
お昼ご飯もろくに食べず、モグモグしながらパソコンに向かってしかめっ面。
そのような経験は、誰でもあるでしょう。
もしかしたら「それが日常ですよ!」なんて方もいるかも知れません。
こんにちは!菊地若奈です。
Contents
気が焦るときこそ一服を
そんなときに、ぜひ積極的にやってほしいのが休憩タイムです。
好きなお茶やコーヒーを煎れて一服しませんか。
それも、ただの一服ではなくて「脳を覚醒する一服」です。
忙しくて気が焦っているときに、一服なんてしてる暇があったらすこしでも仕事を処理したい、と思うかもしれません。
でも、そんながんばりやさんこそ、一服が必要です。
仕事がはかどらないときに最優先すべきこと
なぜなら、忙しいのに混乱してはかどらないのですから、脳はオーバーヒート気味。
そんなときは視野が狭くなり、ものごとを俯瞰してみることも出来なくなっています。
思考が混乱し、何をどのような順番で処理し、どこをていねいにやって何を省略するのか、クリアに判断できなくなっているからです。
あの人にひと言お願いすれば30分かかる工程を省略できる、なんてことも思いつかない状況かもしれません。
そんなときこそ、この状況を変化させることを最優先にする必要があるのです。
その一服が脳に変化をもたらす
脳を覚醒する一服は、心と身体がゆるんで気分がリフレッシュします。
興奮状態で混乱していた思考を落ち着かせることができます。
冷静になって整理することで、「あつ、そうか!」とアイディアもひらめくかもしれません。
根詰めてやって行詰っていたことに、あらたな突破口を見つけるかもしれません。
また、がんばりやさんはせかせかと前傾姿勢で歩くので、この時間にちょっと上を向いてみると良いです。
胸が開いて姿勢をただすきっかけになります。
休憩ではない一服は時間の無駄
はいはい、では一服しますね。
コーヒーを淹れて、ふーっと冷ましながら次の段取りを考え
そのうち「あ!あの人に電話するのを忘れてた!」と思い出し
せっかく淹れたコーヒーを置き去りにしてバタバタと仕事に戻る。
しばらくしてコーヒーのことを思い出して戻ったころには、冷たくなっていた…
ゴクッと一気に飲んで、はい、おしまい。
・・・なんていう一服は全然意味がありません。
むしろ、この時間が足りないときに時間を無駄にしています。
脳を覚醒する一服のやり方
脳を覚醒する一服をするには
このコーヒー一杯を飲むことに、全神経を集中します。
コップに唇が触れて、コーヒーの液体の前に入ってくる温かい湯気を口に含んだのを感じ
次に液体の温度を確かめるように少し口に含み
口の中に広がったコーヒーの苦みを味わい、少し舌を動かして酸味を確かめながら唾液をからめ
味わいつくしたらゴクンと飲みこみ、それと同時に鼻からコーヒーの香りを抜く。
コーヒーカップを持つ手が、じんわりと温まっていくのを感じ、持ち方を変えて皮膚の厚みの違う部分で温もりを感じてみる。
ふーっとコーヒーに息を吹きかけて、湯気が頬に当たって皮膚をふんわりと温めたら、鼻で湯気を吸い込み、脳の深いところまで香ばしい香りを届ける。
そして唇をすぼめてほそくゆっくり息を吐くことによって、浅く速くなっていた呼吸をリセットします。
そんな風に、五感をフルに働かせ、感覚ひとつひとつを研ぎ澄ませるのです。
すると、脳にかかっていた圧が抜けて行くように精神温度が下がり、何とも言えない爽快感がもたらされます。
(もちろん、コーヒーじゃなくてもお好きな飲み物でOKですよ!、笑)
今、ここに集中する
本来、脳は今現在の目の前のことに対処する力を発揮するためにあります。
ところが、気の焦りが力の発揮を邪魔し、周りの雑音によって集中力が途切れ、心ここにあらずの状態で混乱してしまいます。
五感を使うということは、今ここに神経を集中させることです。
すると、心ここにあらずの状態から元に戻ることが出来ます。
忙しいのに、仕事がはかどらない!
そんなときに、一服に全神経を集中する。
ぜひやってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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