夫婦喧嘩から仲直りする方法

朝の忙しい時間、ちょっとした夫のひと言にカチンと来て「何その言い方?!」と思わず言ってしまう。
すると夫は呼応するように「この言い方のどこが悪い?」と応戦し
いつのまにかお互いにエキサイト。
とうとう夫婦喧嘩の始まり。
しかも、こんなに忙しい朝。
家族みんなで清々しく1日のスタートを切りたい朝の憩いの時間のはずなのに…
そんなことはありませんか?
カチンときた理由を振り返る
ちょっと考えてみて欲しいんです。
最初にカチンと来たとき。
「何、その言い方?!」
あなたのその言葉の裏には、どんな気持ちがありましたか?
こんな気持ちではないでしょうか。
「もっと優しい言い方をしてくれてもいいんじゃない?」
↓
「もっと優しい言い方をするのが当たり前だ」
↓
「私に向かってその言い方をするのはダメな行動だ」
↓
「あなたはダメな夫だ」
そう、あなたの気持ちの奥底にあったのは、夫に対する「ダメな夫」烙印です。
がんばってるのに、さらに我慢しなきゃいけないの?
そんなこと言ったって、私はいつも家族のためにがんばっている。
嫌なこと、たくさんあるけど笑顔でギリギリやっているの。
それでも夫の心ない態度を許さなきゃいけないの?
これ以上我慢しなければならないの?
そういう気持ちが湧いてきたあなた。
うんうん、その気持ちはよくわかります。
私もそう思っていたから。
だけど、これからも大切な家族のために「我慢して」頑張ることを続けたいですか?
大切な家族のために「相手の笑顔を見たいから」頑張る毎日にしたくありませんか?
今日から、変えましょう!
大切な家族のために、自分が変わりましょう!
脳の中で始まる証明
夫に対して「ダメな夫」烙印を押した時から、あなたの脳ではあることが始まります。
それは「自分を正当化すること」です。
つまり、「ダメな夫」烙印を押した自分は正しかった、という証明を開始します。
証明するために、無意識に
夫のダメなところを、時には過去を遡り、忘れてかけていた記憶を手繰り寄せます。
結論を「ダメな夫」にするために、強引だろうが何だろうが脳が全力で「ダメな夫」であることを証明していきます。
あなたは、その証明をしながらどんどんイライラの気持ちが募ります。
イライラしたまま、忙しい朝の家事を続けることになります。
夫はイライラして家事をするあなたを見て、どう感じるでしょうか?
どう反応するでしょうか?
どんどんあなたに対して心を閉ざしていくでしょう。
負のループが始まってしまったのです。
心を閉ざした夫は、心を入れ替えて、優しい行動を取るでしょうか?
いやいや、取りませんよね。
ではどんな行動を取るでしょうか?
そう、あなたが押した烙印通りの、「ダメな夫」としての行動になります。
イヤミを言ったり、荒っぽい行動をとったり。
笑顔は見られなくなります。
全部あなたが無意識に仕掛けたことです。
それを見たあなたは、やっぱり私のダメな夫烙印は正しかったと安心します。
安心ですって!この最悪な雰囲気を望んでいるということ?と疑問に思ったあなた!
そうなんです、自分の考えが正しかったと証明することが、脳にとっては安心なんです。
とても怖いことです。
証明できたことに安心し、その行為を加速させていくのですから。
こうして無意識に、望まない方向へと2人の関係が向かっていきます。
ダメな夫という烙印を押したあなたは、実はひとつの回答を得ることになります。
あなた自身を大切にできないという回答です。
反応ではなく、感情に距離を置く
自分を大切にできないから、相手のことも大切に扱えなくなるという背景があるということなのです。
それではどうしたら良いでしょうか?
あなたがカチンと来た時。
感情に飲み込まれて「反応」するのではなく
「あれ、今私カチンと来てる、どうしてだろう」と
感情に距離を置くと、自分の声が聞こえてきます。
どうしてカチンときたのか?
丁寧に丁寧に、あなたの気持ちを見つめてあげてください。
そう、ベクトルを夫への攻撃ではなく、自分の内面を見つめる方向へ向けるのです。
たとえば、こんなこんな心の声が聞こえてくるかもしれません。
カチンと来たのは蔑ろにされてると感じたから。
最近ゆっくり話が出来てなくて寂しかった。
大切にして欲しかった。
自分を大切にする、それは自分の感情を大切に扱う、ということなんです。
自分が、今すぐ変えられる
いつだって、関わりの中心は自分です。
家族の笑顔を増やすのは、自分を大切にすることで実現するんです。
自分から変化することは、今すぐに出来ます。
自分の感情を、丁寧に見てあげる。
まずはそこから始まります。
大切な家族のために、ぜひやってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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