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「人を傷つけてはいけない」から生まれる攻撃性

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こんにちは!菊地若奈です。

 

人を傷つけないように気を付ける。

もちろんそれは大事なことですよね。

 

でも、傷付けないように気を使いすぎると

人を攻撃するナイフを

心の中に持ってしまうこともあるんです。

 

人一倍傷つきやすい人

 

例えば、こんな人がいます。

人一倍傷つきやすいYちゃん。

 

ガラスのような心の持ち主だから

人の痛みがよくわかる優しい女性なんです。

 

「こんな言い方したら相手が傷付くかも」

ということをいつも考えて

細心の注意を払って人と接しています。

 

あるときYちゃんは

職場で、ある同僚に挨拶したら無視された、と

憤慨していました。

 

Yちゃんは、挨拶を返してもらえなかったことで

傷付いたんです。

 

「挨拶も出来ない人に、もう挨拶する必要ない」

「あんな礼儀のない人に、私はなりたくない」

そう言ってその同僚を非難していました。

(もちろん、本人のいないところでね)

 

自己矛盾という苦しみが生まれる

 

分かりますか?この矛盾。

 

Yさんは

「人を傷付けてはいけない」という理由から

同僚を攻撃する火種を

心の中に持ってしまっているんです。

 

まるで…

「健康のためになら死んでもいい」

という類の矛盾が起こってるんです。

 

「戦争を止めさせるために人を殺す」みたいな。

過激な例えでごめんなさい。

 

気を付ける体重をちょっとズラす

 

じゃあ、私たちはどうしたらいい?

「人を傷つけてはいけない」という

ナイフを心に持たないようにするには

どうしたらいい…?

 

気を付ける部分の体重のかけ方を

ちょっと変えてみてはどうでしょうか。

 

つまり、

もちろん人を傷つけるのは良くない。

でも人は人を100%理解することは不可能です。

 

ということは

相手がどんなことで傷付くかを

完璧に知ることなんて、不可能なんです。

 

だから、

「傷つけないに越したことはないけれど

誰だって傷つけている可能性はある」

肝に銘じておくことが大事だと思うんです。

 

「傷つけないように」ということを

過剰に気を付けていると

「人を傷つける人に対する攻撃心」が

心の中に生まれることを

知っておくことなんじゃないか、と。

 

そうしないと

自己矛盾に陥ってしまうんです。

これって知らないうちに苦しみになります。

 

—-

自分も人を傷つけている可能性があることを

心に留めておく。

もし傷つけてしまったと分かったときは

それを素直に認めて謝り

関係を修復することに心を向ける。

—-

そこに重きを置いて気を付けるのが

大事なんじゃないかと思うんです。

 

結局私たち人間にとって

「傷つけるのも他者、傷を癒してくれるのも他者」

なんですよね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 


 

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